なぜ悪人が上に立つのか
これも何十年か前の三縄中学校の同窓会の写真です。中学3年の時の担任の坂本先生と川上さんかな~と思うのですが。川上さんは今寝たきりの生活で、川上商店も閉めました。
「なぜ悪人が上に立つのか」読み終わりました。
1890年代のフランス人兵士のかなりの割合が、戦場の向う側の、生きて呼吸をしている人間に向けて発砲せずに、宙に向けて発砲していたとか。「戦争における人殺しの心理学」という著者によると、驚くほどの数の兵士が戦闘中に武器を実際には使わなかったとか。
鬼畜米兵とか西洋人は肉食だから野蛮なのだ、と教えられてきたし、実際、そう思ってきましたが、戦場で人を殺さない兵士もいるのだと衝撃を受けました。
そこで、戦場で人を殺すために、人間を虫や鳥獣、モノになぞらえる言葉を使うのだとか。
ユダヤ人は他民族の事をゴイム(豚)と言うそうだが、ユダヤ人にとって日常が戦場なのだろうか。
戦場では実際の戦闘兵士は、1割で、その他に、諜報活動、炊事班、作戦部、荷物運びと膨大な非戦闘員が必要です。武器を使わなかった兵士とは、非戦闘員の事を指しているのか、戦闘兵士の事を指しているのかはわかりません。
とりあえず、西洋の悪は日本の悪と比べて規模が違うと思っています。日本の悪には、どこか情があるような気がして、西洋の悪は本当に冷たいと思っていました。
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2025年4月21日 | コメント/トラックバック(0) |
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