後ろ楯

東祖谷小中学校の玄関を見渡した写真です。真ん中に階段があって、右と左の屋根がある下が教室です。向かって左の長い建物が子供園と体育館、子供たちは礼儀正しく、しっかりと掃除をしていました。

今日は、キーウィを隣にあげたら、花やダイコンやミカンが返ってきました。おまけに昼食までいただいて、久しぶりにまともな食事にありつけました。

本を整理していると、面白い本が出てきました。戦後教育で失われたもの、森口朗、2005年発行

日本人の常識はどこへ行った!?

1.己を知る謙虚さ 2.不条理を生き抜く図太さ 3.日本人であることの誇り

これらを失ったのは日教組のせいだと言っているが、それは違うなと思う。

先生がもっと自由だったころ、生徒も自由だったのではないかと思う。政府は日教組を叩くあまり、先生を小さくさせた。先生は日教組という楯を失って、誰にも後ろ指をさされないように個人的に汲々としている。それは学校だけではなく、組合のない職場で働く人達も、相談する場所と正義を貫く楯を失って、経営者側におもねる人ばかりが増えて、旭化成建材や東芝のような事故が起こる。

日本人の常識、以前に自信を失っている。それはなぜか、過剰な管理社会が原因である。

私はシリアでISに殺された日本人、後藤健二さんなどは、3つの日本人の常識を持った類稀な人物だと思うけれども、日本人には評価されていない。

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2015年10月29日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ブログ

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