革命

三好市池田町白地井ノ久保からの写真です。山がとてもきれいだったので撮りましたが、もっと撮影がうまくなりたいものです。

今日は薬草協会の例会で、薬草園で畑を耕した後、山で落ち葉を採集し畑に入れました。その後、そうめん汁、大根と昆布の煮物、ブロッコリー、カブの漬物、などの昼食を取りました。残った飯をもらって帰って、明日の朝飯にします。

帰って風呂に入り、内田樹氏の「最終講義」生き延びるための七講、大方読みました。

「対米従属を通じての対米自立」というのが戦争直後の日本の指導者にはあった。でも、今の日本の指導者は、アメリカに従属していると「いい思い」ができるという成功体験を三代にわたって積み上げた結果、政官財、メディア、学界、どこを見回しても、「そんな連中」ばかりが大きな顔をするようになった。彼らは日本の国益を犠牲にして、自己利益を増しているのですが、そのことに本人たちも気づいていない。

自国の資源を外国の支配者に売り渡して、その代償にいくばくかの自己利益を手に入れるもののことを歴史用語では「買弁」といいます。清朝末期に、イギリスをはじめとする帝国主義列強が中国を植民地化しようとしたときに、それに迎合して、その見返りに利権を手に入れた中国人のことです。今の日本の指導者はそれによく似ています。

いつか、日本は中国やパーレビ国王時代のイランのように革命が起こる。それがいつかはわかりませんが、心にきざんでおいた方がよろしいようですね。

革命が起きれば天皇家はつぶされる。しかし、つぶされない方法もある。常に民衆に寄り添っているという態度を示すことである。沖縄の民衆に寄り添ってみてほしい。それで天皇家がつぶされたとしても、革命でよみがえる。革命が速まるかもしれない。決して太平洋戦争の時のように、政治的に中立で政治に口を挟まないという態度を取るべきではない。柳の下にドジョウは2度といないのだから。革命は三島由紀夫のように右翼だけでは成功しない。左翼だけでも成功しない。右翼と左翼が共闘すると、中間層が立ちあがる。だから革命が成功した後には、左翼と右翼の対立が起こると思う。どちらも自分たちの貢献を主張して譲らない。それを統合するのは天皇家しかないと思う。そうでなければ、さらに日本は無政府状態になると思うから。

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2015年12月8日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ブログ

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