12歳の子供 

写真は和歌山市のホテルからの夜景です。

12月10日は淡路島を通って帰ろうと思いナビを設定したのですが、ナビの通り車を走らせると、なぜか和歌山に向かっていた。

行きは2日かけて和歌山港から大阪に行ったのに、26号線を通って2時間半で和歌山市に着いた。

結果的には元来た道を通って正解でした。和歌山市では一度泊ったことのあるホテルに電話するとすぐに予約できた。朝食のバイキングは最高でした。

12月9日の朝日新聞の書評に面白い記事があった。

基地国家の誕生 南基正著 韓国人のようです。

日本が「国防国家」に逆戻りせず、基地国家に留まったからこそ、朝鮮戦争は休戦態勢に至ったのだとか。日本が再軍備して参戦していれば、戦火が拡大する可能性もあったとか。

もう一つ、「キツネを飼いならす」りー・アラン・ダガトキン、リュドミラ・トルート著 旧ソ連の生物学者だそうです。

人なつっこいとは、好奇心が強くて警戒心が薄い要するに行動が幼いことなんだとか。

彼らはさらに考えた。人間もけんかっ早くなくて呑気な方が、社会生活に向いている。そうなるように自分で自分を「家畜」にしたサル、それが人かもしれないのだとか。

マッカーサーが日本人を12歳の子供だと言った理由がやっとわかった。

おそらく日本列島の中で価値観の激変する時期は太平洋戦争後だけではなかったと思う。

世の中がひっくり返るような価値観の激変時期を、日本人は12歳の子供に帰って学び直し、生き延びてきた。

現在、時代の激変期にある。日本の「かわいい」が世界中でもてはやされる理由は、どんなに価値が変わっても生き延びようという人間の意思かもしれない。

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2023年12月15日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ブログ

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