朝日新聞
昨日の朝日新聞によると国際オリンピック委員会のバッハ会長の任期満了に伴って日本人が立候補するのだとか。
トヨタなど日本の企業がスポンサーを降りた影響で、日本の支援頼みかな~と思ったのですが。
次はロスアンゼルスとか。米国の企業が支援してくれるかな。
私は、オリンピックなど、もうゴメン!!!
日本製鉄もUSスチロール買収のために無理を重ねているのだとか。日本人の良いところも悪いところも、一度決めるとやり直しがきかない。一直線でやり通す。
もしも日本製鉄の買収が破談になれば800億円の違約金を支払わねばならないのだとか。米大統領まで反対する案件について日本製鉄が責任を問われるとは無茶な契約ではないだろうか。
今も昔も、日本人は退路を断って戦争に臨む。
非常に交渉の上手い日本人は少数いるが、90%の日本人は交渉下手である。万博の違約金にしても、もっと有利な交渉と契約ができたはずなのにと思う。NHK党の立花孝志氏など交渉上手だと思うのですが。日本人は交渉下手だという自己認識はまず必要だろう。
今、内田樹さんの「困難な成熟」という本を読んでいます。
「責任を取ることは可能でしょうか」「不可能です」という帯の言葉に引かれて買いました。
光る言葉に満ち溢れています。
現在の日本のリーディングカンパニー、とくにグローバル化している企業は、社内でも社外でも、ひとしくメンバーは競争にさらされています。銃弾は前からも後ろからも飛んでくる。内外のプレイヤーのうちでもっとも強い個体を選別するゲームがエンドレスで続く。
どうしてこんなひどいルールが採用されているかというと、このゲームのほんとうのプレイヤーは「戦場にいない」からです。ディスプレイの前や会議室で株や外貨や金融商品の売り買いをしている人たちがゲームの「ほんとうのプレイヤー」です。
彼らは別に会社と一蓮托生で運命を共にする気なんかありません。株価が上がると思ったから株を買い、下がると思ったら売る。それだけのことです。
「足手まといになるから弱者は捨てていく」という選択をした人間はみんな死んでしまい、弱者を救うことを行動目標に掲げた者だけが生き延びることが出来る。そういう話を僕はうんざりするほど映画で見ました。
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2024年9月26日 | コメント/トラックバック(0) |
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