改憲派から護憲派への質問

どこの町にも産直市があります。ここは鴨島のひまわり農産市、9月3日に、ここで買ったサツマイモと山芋を今日、やっと料理しました。サツマイモはピーマンとちくわを入れて御汁にし、山芋は擦ってホットケーキに入れました。あと、モチキビという小さなトウモロコシ3個が今日の私の食事でした。ひまわり市は年会費2000円だとか。最初は1万円にしていたのを改善したのだとか。おかげで近くのおばあちゃんの楽しみが増えたとか。

新聞の投稿欄に「改憲派から護憲派への質問」という記事がありました。従来の私ならば、すぐに反論を書きますが、最近はプログに書いて、投稿はしなくなりました。

1.戦争放棄や戦力の不支持が9条に定められているが、それだけで日本は戦争を仕掛けられたり戦争に巻き込まれたりしないという根拠はあるか。

今までだって何回も、戦争を仕掛けられたり戦争に巻き込まれたりしかかったことはあります。しかし、大事に至らなかったのは、憲法9条のおかげだと思っています。例えば、北朝鮮の日本人拉致事件、韓国との竹島問題・慰安婦問題、中国との尖閣諸島問題・サンゴ漁事件、日本が一線を超えなかったのは、憲法9条があったからだと思います。

2.「日本が第2次大戦後、戦争をせずにこられたのは、日米安保体制や自衛隊の存在のおかげ」とは思いません。平和を維持できたのは平和憲法のおかげだと思っています。その理由は、世界の戦争の原因を考える時、シリアの内戦の原因、イラク戦争の原因、イラン革命の原因、ベトナム戦争の原因、朝鮮戦争の原因、すべて、江戸幕府が経験し、戒めた原因と一致するからです。つまり、国内にいる政府軍と反政府軍の争い、それに乗じて外国勢力が介入するという図式です。平和憲法のおかげで、日本は軍事力を使って反体勢力を抑え込むことをしなかった。反体制派が自由にものを言うことができた、それがガス抜きになって、反政府派が武装闘争を諦めた。それが、日本が今日まで平和を維持できた原因だと思います。

3.日本の近隣には核武装を進める北朝鮮や、南シナ海で覇権をうかがう中国がいる。こうした国々の覇権主義的な行動を止めるには、対話のほか、抑止力として一定の軍事力も必要ではないのか。

中国や北朝鮮、韓国が争えば、必ず他国が介入する。何も日本が介入する必要はない。日本は平和憲法を守り、中立を維持すればよい。日本が介入すれば国内が分裂する。外からの敵よりも国内の分裂の方が怖い。例えば、ベトナム戦争を思い出していただきたい。もしも、あの時、憲法を改正してベトナム戦争に介入していたとしたら、・・・国内には多数の反米・親ベトナム派がいたのですよ。ベトナム戦争が日本に飛び火する可能性はあった。

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2016年9月14日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ブログ

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