旅の終わりに

写真も阿蘇ファームランドのドームハウスです。

九州からの旅の帰りは、黒崎から小倉まで普通で、小倉から岡山まで新幹線で、岡山から金毘羅駅まで特急で、金毘羅駅から乗り換えて普通列車で三縄駅まで帰った。

普通列車の中で、三縄の製材所をよく知っている人に出会った。今、震災の影響で製材所は好景気なのだろうとたずねると、いや、あまり製品は動いていないという、意外だった。

ドームハウスの写真を見せて、災害に強くて省エネ、どう思うか、たずねた。「うん、これなら省エネだろうな~。めずらしい写真を見せてくれてありがとう」と言って、財田で降りた。

時間は20時40分、阿波池田駅で高校生が列車に乗ってきた。今まで何をしていたのか尋ねると勉強という。先生も一緒かとたずねると、先生も一緒だと言う。先生も大変だな~と言った。

三縄駅で降りると高校生が一緒に降りた。何をしていたのか尋ねると、クラブ活動でバレーボールの練習だと言った。先生も一緒かとたずねると、先生も一緒だという。先生も大変だな~と言った。おそらく、残業代なしでがんばっている。

その後、学校の先生の親に話をきく機会があった。過剰労働とのこと。学校の先生というと、田舎ではエリートである。日通のエリート女性社員の自殺を思い起こす。エリートといえども自分の意見を言えない、大勢に従わざるを得ない、エリートが社会を変革しないで誰がするのだという矛盾、矛盾に気が付いても変えられないエリート、日本社会って何なんだろう。一部の人が言う「日本社会は北朝鮮と同じ」という言葉にうなずくのですが。

このようにして、私の濃厚な九州の旅は終わりました。

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2016年11月13日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ブログ

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