松尾川温泉

詩吟の会で松尾川温泉へ行ってきました。午前9時半に三縄駅前に集合し、7人で1台の車に乗って、10時前に松尾川温泉到着、10時から開会の挨拶があり、午前中1時間の先輩の講義、昼食を食べて記念撮影、午後に1時間の先輩の講義、コーヒーとお饅頭の休憩の後、1時間の先輩の講義、その後入浴して16時過ぎには自宅に帰りました。講師3人を含めて17名の参加でした。とても良い企画だと思いました。

松尾川温泉ができて初めて行きましたが、実用的で華美でなく、地元の食材を使った料理、薪で風呂を温め、色々な地元の花を生け、お接待も満足でした。徳島、香川、愛媛の車が止まっていました。

松尾川温泉は2億円かけて、今の温泉施設から1キロ上流を掘って、そこからパイプで、この温泉まで運んでいます。温度は20度くらいときいています。私は温泉掘削に一人で反対しました。今でも反対したことを間違っていたとは思っていません。私はお金の使い方に反対したのです。人のいる所に投資しないで、人のいない所に投資すると思っています。

温泉施設のある宮石の部落も、道中の部落も、あそこも空き家、あそこも、ということが多かった。外から人は来ても、部落の過疎を止めることはできなかった。

池田町では昔、ファミリーという大型店舗がありました。ジャスコができて、ファミリーがつぶれ、フレスポができて、ジャスコがつぶれました。そのたびに、一部の人の首が回らなくなり、廃屋が残る。

温泉も同じです。祖谷地方や山城、池田町に次々と温泉施設を作って、パイを奪い合うことに意義を見出せません。

さらに言うならば、温泉掘削が場当たり的だったのです。まず、温泉掘削ありき、で計画は後からというものでした。今の場所に決まったのは、湯が出てから数年後でした。

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2016年6月9日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ブログ

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