植民地化

先日、阿波地美栄、鳥獣処理加工施設、見学に行った時の写真です。手前が真空パックにする器械、カットしたり、ミンチにする器械もありました。

今日は掃除洗濯をした後、本を整理していたら、超・格差社会アメリカの真実、小林由美、2006年発行、が出てきたので読みました。

「アメリカで確立された制度は、そのまま日本にも導入される。これらの現象は、植民地と宗主国の関係に他ならない。そこに軍事力と腐敗傀儡政権が加わったら、アメリカの同盟国になっている多くの中南米諸国や発展途上国の図式そのものだ。」と書かれています。

安保法制によって軍備が強化され、沖縄に対すると同じ強権が日本全土に広がる可能性がなきにしもあらずです。経済が破綻すると、軍事力は自国民に向かってきます。オリンピックまでは大丈夫かもしれませんが。それまでに少しでも遅らせる方法を一緒に考えましょう。

10年ほど前に書かれた本ですが、インドと中国の台頭を示唆しています。

「日本は個人の自由を後回しにして、世界でも最高水準の平等を達成した。しかし人々の精神的な束縛は、今社会秩序が崩れつつある中で、むしろ強まっているように見える。その原因は、現象面で見れば、平等を維持するために互いに牽制しあう圧力が増して、身動きがとれなくなっているためだ。その圧力が増している原因は、アメリカの影響で精神的な成長がないがしろにされ、独立した自由な精神や自尊心を見失ってきたことにあるのではないだろうか」

日本人にも、それはわかっている。だから、政府は道徳教育に力を入れるという。しかし、植民地化されながら、道徳教育に力を入れるというのは、植民地化を受け入れるということである。独立した自由な精神や自尊心となると、どうしても左翼的な思想になる。政府の最も警戒することである。左翼的な思想が衰退して、日本は植民地化する。

それは、中東のイスラム化、とも似たような現象とも言える。中東では、独立した自由な精神や自尊心がイスラム化に当たる。左翼思想が過激派を産むように、イスラム化は過激派を産む。それは左翼やイスラムの中に過激なアジテーターがいて、皆がそちらの方に引っ張られることが原因ではないかと考えている。

もう1冊、本を見つけた。ボケ・ねたきり老人にならない知恵、昭和63年に母が買っていた。母が67歳のとき、祖母が入院し、私は京都におり、母は一人、今の私と同じ状況の時に買った本。心して読んでみます。

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2015年10月31日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ブログ

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