シーガイア

5月6日・火曜日

午前8時に食事をして、8時半にホテルを出た。

食事はバイキングで昨日と大体同じだった。おかゆに梅干し、味噌汁は昨日ほど塩辛くはなかった。グレープフルーツとバナナのデザートに牛乳にコーヒーを少し入れて飲んだ。サラダにフライドポテト、お魚と野菜の煮物など少しづつ色々皿に入れた。

鹿児島市役所を目指してカーナビを入れると、桜島行きのフェリー乗り場が見えてきた。フェリーは前の車について行って、そのまま支払なしで乗る。午前9時ごろ乗船、9時10分ごろには桜島に着いた。高速道路の料金所のような所で運賃を支払う。運賃表には3m~4m1150円と書いてあったので小銭を用意していたが、1600円だった。私の車は4.08mあって、その時まで自分の車の長さを知らなかった。フェリーから開聞岳が見えた。鹿児島湾沿いを車で走っていると、やはり開聞岳が見える。美しいと思った。

220号線を通って、宮崎に入りたいと思ったが、カーナビが言うことをきいてくれない。ドコモの地図とカーナビの両方を使って、少しづつ思う方向に車を走らせた。自分の思う方向に車を走らせる方法を身に着けたこと、これが快感で、どこへでも車で行けそうな気がして、この旅が終わったら、今度は誰かを誘って行こうと、また楽しみが増えたような気がしている。

桜島の山は、御岳と言うのだろうか、2か所の展望台で十分堪能した。1か所目は烏島、私は最初、トリシマと読んだが、カラスジマだった。薩英戦争の砲台跡だという展望台だった。次に赤水展望広場に行き、御岳に向かって10年前にコンサートをしたという広場を見学し、有村溶岩展望所で御岳を望んだ。そこには噴火した場合に備えて避難所が設置されていた。溶岩の芸術は石灰岩の洞窟にも似ていると思った。そこここに、俳句の碑もあった。

地図の漢字が読めなくてカーナビに入力できない。まず鹿屋市へ行こうとして、シカヤシと入力した。出てこない。仕方なく南大隅町までナビに入力して、走っていると、鹿屋市は、カノヤシと読むことを学んだ。鹿屋市のバラ園を見学した。ちょうど今頃がバラの盛りかと思って行ったのだが、バラ園は少し標高が高く、まだ2分咲きだった。バラのかわりにポピーが咲き誇っていた。屋台もたくさん、人もたくさん、車もたくさんに驚いた。やはり、九州は四国より何もかも雄大である。

鹿屋市から串間市を目指して、カーナビに入力し、串間市が近づくと日南市を目指してカーナビに入力し、日南市が近づくと、宮崎市に入力した。日南海岸だけでなく、海岸線にはあちこちに公園があって、車を休めては、パンをかじったり、芋をほおばったり、パイナップルをつまんだりした。

宮崎に着くと、今夜の宿を探さねばならない。駅に行けば観光協会があると思って、まず南宮崎駅に行った。小さな駅の方が分かりやすいと思って行ったのだが、南宮崎駅にはなかった。宮崎駅構内に宮崎観光協会があり、2人の若く美しい女性が丁寧に応対してくれた。こんな場所に泊まりたいと言って、日南海岸方面を指さすと、シーガイアの中にあるホテルを紹介してくれた。エエーツ、高い。でも1晩ぐらい贅沢をしてもいいか。私の贅沢といえば、こんなものなのだから、と思って今夜泊まっています。16階の景色は抜群によい。宮崎の街の明かりと、海とゴルフコースが眼下に見えます。明日、早起きして朝日が見えるかな。この部屋は南向きだと言っていたけど。

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2014年5月6日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ブログ

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