エコ・ライフ社

いよいよ四国へ帰る日、10月27日、13時に「世直し釜」エコ・ライフ社に訪問の予約をしていた。

八幡西区は地図で見ても、ややこしい場所である。しかし、切符を買うとき、駅員さんに懇切丁寧に教えていただいていたので、迷わずに行けた。

まず、水前寺駅から熊本駅へ行き、新幹線で福岡まで行く。福岡から特急に乗り換えて黒崎まで行く。写真は特急の座席の後ろに切符を入れる袋があり、面白いと思って撮りました。忘れそうなので、私は使いませんでした。

黒崎から筑豊電鉄に乗り換えて森下駅で下車。

写真のように立派な2両編成の列車でしたが、エコ・ライフ社の方は電車に乗ったことがないと言って、駅の名前も知りませんでした。

森下駅で降りると、何にもない所でした。

最近どこへ行っても、ごろごろ、ゴロゴロと車の付いたトランクを押しています。私も母のトランクを借りて持って行きました。「しまった!黒崎でコインロッカーを探せばよかった」と思いましたが、あとの祭りです。

森下駅前の周囲を見渡すと、公共の建物らしきものが見えました。戸を押すと開いていました。トイレを借りて、名札と携帯電話番号を書いて、廊下の隅にトランクを置いてきました。

スマホがなければ、どこをどう行くのかわからなかったと思います。スマホで現在の位置を確認しながら、身軽ないで立ちで歩きました。途中、人がいれば、「世直し釜」って知っているか、エコ・ライフ社って知っているか、たずねました。知っている人はいなかった。

11時ごろ着いたので、時間はたっぷりあった。温水プールの施設に入って、「世直し釜」があれば、紙おむつなどを燃やせて、その熱でプールの水をわかせば、重油はいらんのに、1石2鳥のこの釜をなぜ使わないのか、説教してきた。そんなもの知らないというばかり。

12時になったので、池田町にあるような小さな食堂で定食を頼んだ。若い男性の隣に座らせてもらって、何の仕事をしているのかたずねた。美容師だと言った。私の仕事をたずねたので、薬剤師で元市会議員と言った。選挙にはお金がかかるんでしょ、と言ったので、お金をかけないから落ちるのよ、と言っておいた。でも、何回も落ちていると、いろんなことがわかるようになる、とも。

12時半に食堂を出て、お土産を買って、13時にエコライフ社に着いた。写真のような場所だった。戸が閉まっていた。

隣の車修理工場にきいても知らないと言う。駅へ向かっての帰り道、もう1軒、人がいたのでたずねてみた。「世直し釜って大きな看板があるところでしょ。昼ご飯でも食べに行っているかもしれないから、電話してみたら?」と教えてくれた。電話してみると、昼ご飯を食べに行って、私が来るのは1時半と勘違いしていた、と言った。

会社では伊藤勝造・代表取締役と写真の水上勝春・取締役2人にしか会わなかった。こんな気楽な会社なら、着いたらすぐに行けばよかった。残念でした。

「世直し釜」も説明してくれたが、他にもいろんなことをしているらしくて、トイレの商品も説明してくれた。バイオ・チップを入れて電気でかき混ぜると、便も紙も消えるのだという。昔この製品に目を付けたどこかの会社が大量生産したのだが、このチップには及ばなくて中止したとか。三好市にも黒沢湿原にバイオ・トイレがあるが、この製品をまねたものだろうと思った。黒沢湿原のトイレを利用したことはない。

こんな製品があったら、震災の時便利だし、家庭や病院のベッドの脇に置いておけば、誰の手を煩わすこともなく排便ができると気に入ったのですが、製品はこれしかなく、注文生産なのだとか。

20万円くらいと言っていましたが、ほしい人がいたら、一緒に注文しませんか。三好市には、まだボットン便所のところも多数あります。水洗便所にするよりも経費が安いと思うのですが。浄化槽に補助金が出るのならば、バイオトイレにも補助金が出ても良いと思うのですが。

元池田町助役だった同級生に話をすると、生ゴミが消えると言われてバイオ・チップを導入したことはあるが失敗した、と言って信用されなかった。

他にも浄水器を製造しているらしい。

水道の水はこんなに汚いのよ、と目の前でコップの水に電気を通すと、写真のようになった。

自分たちの浄水器は99%純粋だと言っても、最初は何のことかわからなかった。

一般の浄水器は、エイズウイルス・インフルエンザウイルスまでは除去できるが、鉛やヒ素、放射性物質までは除去できないのだとか。

スーパーで売っている飲料水はすべて調べたが、自分たちの浄水器にはかなわないのだとか。

写真の2つのコップには水道水が入っています。塩素を検出する試薬を入れて、1つのコップに指を突っ込みました。すると試薬の色が消えました。皮膚から塩素が吸収されたのだとか。

私は伊藤勝造氏を信用した証として、完璧すぎる浄水器を買いました。

11月8日にクラシアンという全国展開している水道工事屋さんが来て、台所だけ浄水器をつけてくれました。まだ使える浄水器と温水器の残骸を見て、ちょっぴり後悔しました。

11月12日に全ての浄水器の工事を終えました。大変満足しています。後のフォローもしっかりしています。ちゃんと工事が完了したかどうか確認するから写真を送れと言ってきています。

エコ・ライフ社へ行く前は、送ってあげると言っても、絶対に送ってもらわないと決めていたのですが、水上氏に森下駅まで荷物を取りに行って、黒崎駅まで送ってもらいました。

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2016年11月7日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ブログ

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