新年の花火 照らした亀裂
写真は三好市国道31号線沿いにある喫茶店です。2年前は一人でよく食事に行きましたが、今はご無沙汰です。
今日の朝日新聞に、多和田葉子のベルリン通信という記事がありました。新年の花火、照らした亀裂なんだとか。
自分が社会の一員だと感じられる条件として、家族がいて仕事があるというだけでは充分ではない。縦横に織り込まれたそれ以外の糸に関わることが大切で、それがなければ社会が割れやすい。亀裂が入った社会では信頼感が枯れて不安が膨張し、扇動にかき回されやすくなり、もろい社会になると言われる。危うい年が始まった、とか。
米国だけではないのですね!
田舎では、老人会、町内会、婦人会、各種サークルなどがあり、一人が何種類かのサークル活動に参加している場合がある。しかし、婦人会はなくなったし、公民館活動の各種サークルも補助金は出なくなった。どこにも参加しなくて、引きこもっている人も多いと聞く。
町内会活動など面倒なことも多いが、もろい社会にならないように、つながり合いたいものだと思った。
もう1つ、出生率アップ、必要な政策と予算は?と題して京都大の柴田準教授が8.8兆円の追加予算が必要だと試算している。この政策は山本太郎氏が常に叫んでいる政策でもある。
せめて、学校の給食費が無料になれば良いのにと思うのだが。先生が給食費が支払えないとわかっている子供に、給食費を請求するのはつらいと言っていた。
また、国立大学の授業料が61万円なのだとか。昔は国立大学は貧しい家庭の子供が行く学校として授業料が低く抑えられていた。それが私立大学と同じくらいの授業料になっているのだとか。高等教育の学費軽減はぜひともやってほしい政策である。
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2023年2月10日 | コメント/トラックバック(0) |
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