平成22年9月議会が終わりました

平成22年三好市議会9月定例会 赤の部分が事実と違うと言われ、問責決議されました。

9月24日(金) 午前10時   委員長報告・質疑・討論・採決・閉会

私は、議案、第55号、指定管理者の指定について、反対します。

まず、指定管理者制度そのものに、反対します。

指定管理者制度とは、小泉内閣発足後の公営企業の法人化・民営化の一環であり、郵政民営化が見直される時代にあって、指定管理者制度も見直されるべきだと考えます。

次に、池田ケーブルネットワークを指定管理することによって、利用者はサービスが良くなるとは、思えません。株式の40%を三好市が持ち、60%を池田ケーブルネットワーク関係者9人が持っているという異常な独占的状態では、市民の率直な意見が聞き入れられるとは思いません。池田ケーブルネットワークを指定管理する前に、広く株式を公開し、多くの人の資金と智恵で運営するように三好市がまず指導するべきだと考えます。

サービスが良くならないというもう1つの理由は、池田ケーブルネットワークだけがメタル回線だということです。周辺地域が光ファイバーにもかかわらず、池田ケーブルネットワークだけがメタル回線のため、池田ケーブルネットワークに回線をつないだ周辺地域は、せっかく良い施設を持ちながら、それを十分生かすことができません。

サービスが良くならない3つ目の理由は、池田ケーブルネットワークのホームページのおそまつさに現れていると思います。情報格差の是正にインターネットを利用するという市の答弁がありましたけれども、インターネットには、議会の議事録さえも、見つかりません。6月議会の議事録が遅いと思っていたのに、今回議事録を探してみると、その項目が見当たらないのです。(9月24日23時の時点では、6月の議会議事録が見つかりましたが、本当に、8時の時点では、議会議事録が見つからなかったのです。)

情報の格差是正どころか、本当の情報がますます市民から遠ざかっているような気がしてなりません。

サービスが良くならない理由はまだあります。ケーブルテレビ入会金の補助3万円が今回出たとしても、まだ入会金が高すぎます。三好市民の中には、大家さんの意向で最初の1万5000円で入会できていない世帯もあります。転居するたびに、入会金94500円では高すぎます。

わずかの管理運営費の削減と引き換えに、情報の格差の是正を放棄した三好市の責任は重い。

平成22年9月14日;一般質問  赤字の場所でクレームがありました。三野町は不経済だからいらないのか、というクレームです。

オーロラ会の高井マサ代です。

オーロラ会というのは、虹と違って動くんです。例えば、漆川小学校へ老人ホームをつくろうとして、ヤギにのめり込んだというふうに、動くんですけれども、そういうつもりで6つの質問をさせてもらいます。よろしくお願いします。

1番目、交流拠点施設整備事業についてお尋ねします。

文化ホールをつくってほしいっていう要望は何度も聞いたんですけれども、私の6月議会で交流拠点施設をつくるっていう話は、実を言うと初めて聞いたんです。だれの要望で交流拠点施設っていうのをつくろうとしているのかどうか、お尋ねします。

その2ですけれども、その交流拠点施設整備事業っていうのは、いつごろ、どこへ、いくらの予算で建設予定なのか、お尋ねします。

その3としまして、先日交流拠点施設基本計画策定委員っていうのを募集したと思います。その委員会は何回開催され、どのような議論が行われたのか、質問します。

2、市の再合併についてお尋ねします。

平成17年の人口は3万4,000人ぐらいでした。その4年後の平成21年は3万2,000人ぐらいです。あと4年後の平成25年には3万人切れるかどうかっていう人口の減少になってます。もしも3万人切れた場合、そういう市は幾らでもあるからいいっていう考え方もありますけれども、市はどういう態度をとろうとしているのか。例えば、3万人切れたら、市長の給料を減すとか、何かそういうふうな予定があるのかどうか、それからまた3万人切れないために何か計画とか施策があるのかどうか、そういうことをお尋ねします。

その2としまして、飛び地があるっていうことが、私が再合併をしなければならないという1つの最大の理由なんです。飛び地があるっていうことは、経済的に不経済で非効率だと思うんですけれども、その飛び地の経済的な非効率、不経済をどのような形で解消しようとしてるのかどうか。もしも合併しないという答弁があったんですけども、それでそういう解消をどういうふうにしてしようとしているのか、市の対策をお聞きしたいと思います。

次に、3番目、池田ケーブルネットワークについてお尋ねします。

池田ケーブルネットワークに対する国の補助金制度について、一応今回●市●広報の9月号に載ってたんです。これ読んでも、実を言うとちょっとわからないんで、質問させてもらいます。

支援を受けられる方っていうところで、国及び自治体が策定、公表した難視地区対策計画に指定された地区内であることって書いとんですよ。これがどういう意味かわからんのです。旧池田町内全部当てはまるかどうか、その辺のとこをお尋ねします。

それともう一つ、●市●広報に載っていることで、支援の内容としまして、ケーブルテレビへの加入経費から3万5,000円を差し引いた額って書いとんです。ほんで、9万5,500円から3万5,000円を引いた6万500円が支援してくれるんか、それともこの括弧内で3万5,000円を超える場合もありますって、3万円が上限ですって書いてるんで、ちょっとその辺のとこがようわからんので、この辺の説明よろしくお願いします。

その2としまして、池田地区のケーブル回線だけがメタル回線で、それ以外の地域、後から合併した地域は光回線だと聞いております。6月議会での私の質問に対して、5億円の投資が必要だっていうふうなことをおっしゃったんです。きのうの一般質問に対しての答えでは、必要な時期に投資をするっていうふうなことをおっしゃってるんで、その必要な時期っていうのがいつなのかどうか、いつごろ池田地区も光回線にするのかどうか、もうちょっと詳しく聞かせてほしいと思います。

その3としまして、6月議会で、私は、各地域にビデオクラブを養成し、無料で発表できる場はできないかっていうふうな質問しました。私以外にも似たような質問を過去に何回もされてる同僚がおります。それに対して、善処しますっていう答えだったんですけれども、善処していただけたんかどうか、よろしくお願いします。

次に、4番目、市長の交際費についてお尋ねします。

葬儀場に行きますと、市長の電報が打ってあって、どこへ行っても打ってあるんですけれども、家族葬が流行して、形式的な葬儀は要らないという時代にあって、そういう葬祭費に市長の交際費を使うのはやめたらどうかっていう意見を持っています。できたら、三好市の条例で使わないっていうように改正していただけますように要望いたします。

それから、交際費の使い方に対してですけれども、東祖谷観光株式会社いやしの温泉郷っていうのがあるんですけれども、そこの利用者は、2月が極端に少ないんです。2月に一応地元の希望者を1人1泊3,000円ぐらいで3食つきで、安い費用で宿泊してもらえるような、そういうふうな補助金としてその交際費を使っていただきたいなっていう私の希望があるんです。

何で交際費かっていいますと、ことしの2月では、多分答えとしては、趣旨が違うから交際費そんなものには使えんということだろうと思いますけれども、私はそういう答えを要求してるのではなくて、なぜ交際費がこういうとこで必要かっていいますと、2月の予算では間に合わないっていうことが、1つ。それと、やっぱり予算をつけようと思ったら、いろんな情報調査とか、いろんな手続が必要なんですよ。ほんで、最初のやり方っていうのは、やっぱり危険もあり、リスクも伴うもんですから、ちょっと交際費を使ってやってみると、そういうふうな形で交際費みたいなんを使えないかなって、そういう希望を持ってお願いしております。よろしくお願いします。

5番目、アンテナショップについて質問します。

私は、アンテナショップは建設に反対しましたけれども、反対した以上、つくるという決定がされても、やっぱり●市●の責任というか、たとえ反対で、できたとしても、それがうまく機能するように見ていかなければならないと思って質問するんですけれども、いつごろ設計され、入札され、建設の予定なのか、お尋ねします。それから、できたら運営しなければならないと思うんですけども、それをだれに運営を委託するのか、どこのグループに運営を委託する予定にしてるのか、そういうことも質問します。

6番目、市営住宅について。

9月1日の議会で、専決処分として、犬や猫を飼っている住民に対して、周囲の住民の苦情があったから、そういう調停を申し立てたっていうふうな専決処分ありました。私は、高齢者やひとり暮らしの方が、犬や猫や飼うことをそんなに悪いことだとは思ってないんですよ。一方では、やっぱりそういう飼うてない人が迷惑をかけるっていうのは、ようわかります。だから、きのうの一般質問で、256棟も市営住宅があるんです。その1棟でも2棟でも、犬や猫を飼えるような市営住宅にしていただけないかどうか、お尋ねします。

その2番目として、三好市市報の8月号によりますと、中西団地の入居募集はしてなかったんです。きのうの一般質問の答えにおいて、中西の団地は9室の空室があるってお答えいただきました。何でわかってるのにその募集をしなかったのか。やっぱり本人はわかってても、随意契約とおっしゃってましたけれども、やっぱり皆に知らせなかったら、あいてるかどうかもわからないので、それなのに何でその募集をしなかったのか、その辺のとこをよろしくお願いします。

以上です。ありがとうございます。

▼○議長(木下善之君)▽

企画財政部長。

▼○企画財政部長(来見和幸君)▽

おはようございます。

高井議員さんの交流拠点施設に関する御質問についてお答えさせていただきます。

最初に、交流拠点施設整備はだれの要望によるものかという御質問でございますが、この交流拠点の整備は、特定の個人や団体の要望に基づくものではございません。

交流拠点施設の整備につきましては、合併前の旧池田町のころより、船井電機跡地の利用計画として庁内プロジェクトによる検討、市民委員会による検討等を経て、昨年度より地方自治体の抱える諸課題解決に向けた支援を行っております財団法人地方自治研究機構との共同研究事業として引き続き検討を行っているところでございます。この研究事業では、市民アンケートや市民ヒアリングを実施し、広く市民の皆様からの御意見をいただくとともに、学識者や公募委員から成る調査研究委員会による検討を行っており、必要な機能、規模や求められる使命を総合的に勘案し、交流拠点施設整備基本計画として本年度中に取りまとめを行う予定でございます。

続きまして、いつごろ、どこへ、幾らの予算でという御質問でございますが、まず整備時期については、平成24年度着工を目指すこととし、予定地につきましては、さきに申し上げましたとおり、船井電機跡地でございます。予算につきましては、現段階では規模、機能が決定しておりませんので、お示しすることができません。今後、同計画については、パブリックコメントの実施を考えておりますので、その中で市民の皆様にお示しできるものと考えております。また、市議会に対しましては、関連予算の上程の折に御説明させていただきたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。

次に、交流施設整備事業委員会は何回開催され、どのような議論が行われたのかの質問でございますが、本年度取り組んでおります交流拠点施設整備に関する研究事業におきましては、本事業において設置しております調査研究委員会と市の内部機関として設置しております庁内検討会の2本立ての組織構成とし、相互に連携して計画策定を担うこととしております。

まず、調査研究委員会のほうですが、7月に1回目の会議を開催しております。会議の主な内容は、昨年度実施いたしました調査研究結果の概要説明と今後の調査研究事業の方針等について委員の皆様から御意見を賜りました。

もう一方の庁内検討会は、これまで3回の会合を持ってまいりました。議事内容は、主なものになりますが、必要な法制度上の手続、交流拠点整備と他の市の施策との連携、教育・文化・観光施策における交流事業の実施状況等について検討をしてまいっております。

両会議とも、本格的な検討はこれからという状況にありますので、御理解のほどをよろしくお願いいたします。

▼○議長(木下善之君)▽

総務部長。

▼○総務部長(蔦 泰見君)▽

高井議員の再合併についての御質問にお答えいたします。

人口減少については、議員御指摘のとおりでありますが、この人口減少には幾つかの要因が考えられます。少子化、高齢化、働く場所がないなどが主なものと考えられますが、現在三好市総合計画や市長マニフェストにもございますように、各分野で各施策を精力的に取り組んでおり、これから先人口減少にある一定の歯どめをかけられるのでないかというふうに考えております。

平成18年に合併したときには、合併特例の3万人要件で新市が誕生したわけでございますが、これから先その人口基準にとらわれて、市としての体面が保てるのかと考えるよりも、いかに三好市が他に誇れる住みやすく魅力あふれる町であるかのほうが重要だと考えておりますし、人口減少を憂うより、定住促進、企業誘致等々の各施策を推進することが、今の三好市に課せられた重要な課題だと認識しております。

次に、2点目の飛び地があるということですが、特異な点は、この飛び地に限らず、三好市は四国一の広大な面積を抱えていることも、議員御承知のことと思います。しかし、交通網の整備や、情報インフラが整っていること、また総合支所が本庁に機能が幾つか集約されたこととはいえ、支所機能を充実させていくことにより、住民サービスは十分確保できていると考えております。また、飛び地があることによる不経済、非効率はないと考えております。

6月議会の一般質問でも答弁させていただき、重ねての答弁にもなりますが、平成18年の合併は、合併特例法の手厚い財政措置と合併後の徹底した行●財●政改革により今後の三好市の持続的な運営の見通しが立ちつつあるところであり、また三好市民が一体となり三好市をよくしようと努力している段階であり、このような現状の中で、他の自治体との合併を議論すべき時期ではないと考えておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。

▼○議長(木下善之君)▽

企画財政部長。

▼○企画財政部長(来見和幸君)▽

続きまして、ケーブルテレビ加入に対する国の助成制度についての御質問にお答えいたします。

次に、助成額ですが、ケーブルテレビへの加入経費から3万5,000円を差し引いた額で3万円が上限ということになっています。三好市の場合は、加入負担金が9万4,500円ですので、助成額は上限の3万円になります。

なお、ケーブルテレビ加入後に発生する毎月の利用料は対象外です。

また、NHK受信料が全額免除世帯の方は、他の支援事業により加入負担金の助成が受けられますので、この支援は受けられません。三好市の場合は、既にケーブルテレビ加入率が90%を超えており、個別アンテナで区域外放送を視聴している世帯ということで、該当者は非常に少ないと思われます。しかし、市報の周知等により、該当者漏れのないよう、また手続につきましては、該当者本人が直接申請書を総務省へ提出していただくこととなっていますが、三好市のほうでもお手伝いをしていきたいと思います。

次に、旧池田地区のケーブルテレビの改修の時期についてのお尋ねでございますが、きのう大黒議員の一般質問でもお答えしたとおり、国のほうでも技術進歩の対応した対策、あるいは国の財政上の支援についても検討していくようでございますので、必要な時期に対応していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。

最後のビデオクラブについてですが、現在株式会社池田ケーブルネットワークにおきまして投稿番組募集等につきまして検討を進めております。内容といたしましては、ニュースや身近な話題、季節の映像などを市民の皆様にビデオにより投稿していただき、投稿していただいたビデオを無料でコミュニティチャンネルで放送いたします。ただ、著作権、肖像権など問題がたくさんありますので、応募していただいたすべての作品を放送することは難しいと思います。

また、募集開始の時期でございますが、現在株式会社池田ケーブルネットワークにおきまして、投稿番組応募要領などを作成しておりまして、本年11月から実施できるよう準備を進めておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ビデオクラブの養成につきましては、投稿番組作品による放送を実施し、状況を見て必要であれば検討したいと思います。

▼○議長(木下善之君)▽

総務部長。

▼○総務部長(蔦 泰見君)▽

高井議員の市長交際費についての御質問にお答えいたします。

交際費は、一般的に対外的に活動する地方公共団体の長その他の執行機関が、その行政執行のために必要な外部との交際上、必要とする経費とされております。

三好市におきましても、行政の円滑な執行を図るため、市長が外部の団体また個人との交際に要する経費の支出基準を決めております。その基準等では、支出先として、三好市の事務事業と直接かつ密接な関係のある者や三好市の発展に功績があった者などを規定し、その支出区分、範囲には8つの項目を規定しておりますが、その中に香典及びお供え物がございます。

さて、葬儀でございますが、その種類や内容は火葬のみの葬儀から、家族親族葬、一般葬、そして社葬や市民葬などさまざまでございます。葬儀には、さまざまな意味や役目がございますが、一番の基本は、やはり故人の方とのお別れであると思われます。三好市とかかわりの深かった方に香典やお供え物をしてお送りすることは当然のことと考えており、また三好市の発展に功績があった方には、市長が弔辞を拝読させていただくこともございます。決して時代おくれではなく、社会通念上重要な行為であり、このような中で市長のみこのことを行わないこと自体が不自然なことと思われますので、今後も市長交際費支出基準に基づき適切な交際費の執行に努めてまいりたいと考えております。

次に、交際費を宿泊補助金として使えないのかとの御質問でございますが、先ほど申し上げましたように、交際費は、一般的に対外的に活動する地方公共団体の長その他の執行機関が、その行政執行のために必要な外部との交際上要する経費でございまして、宿泊補助金につきましては、必要があれば補助金として予算計上するべきものでございまして、交際費を補助金として使用することは、財政規律上もできないことになっておりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。

▼○議長(木下善之君)▽

企画財政部長。

▼○企画財政部長(来見和幸君)▽

続きまして、アンテナショップについての御質問にお答えいたします。

アンテナショップにつきましては、市内特産品の情報発信と販路の拡大を推進することで、地元事業者に販売機会を提供し、地域の活性化を図るため、池田バスターミナルに整備するものでございまして、6月議会で関係予算の議決をいただいたところでございます。これを受けまして、設計監理につきましては7月13日に入札を行い、設計業者が決定しております。現在、関係機関との協議を進めながら、施設の内容、設備、取扱商品などの詳細を固めながら、建物並びに店舗の設計を進めているところでございます。

今後、設計ができましたら、来年3月の完成を目指しまして、10月もしくは11月をめどに、建築工事の発注を行う予定でございます。

次に、運営の委託先に関しましては、障害者の自立支援のための就労の場を提供するということで調整しているところでございます。

このアンテナショップは、市内特産品の展示即売を初め、地域の素材を生かした飲食の提供も予定されておりまして、そうした販売活動や地域との交流を通じて、障害者の自立支援につなげようとのねらいもございます。

今後の運営並びに販売に関しましては、産業観光部を中心に詰めていくこととしておりますが、アンテナショップが地域特産品の情報発信や地元事業者への販売機会の提供による地域活性化という機能に加えまして、障害者の就労支援という、幾つもの役割をあわせ持つことになります。三好市のメッセージをここから積極的に発信していきたいと考えております。

▼○議長(木下善之君)▽

建設部長。

▼○建設部長(高畑敏行君)▽

それでは、高井議員さんの市営住宅についての御質問にお答えをいたします。

まず、第1点目の専決処分として、市営住宅の明け渡し請求に関する調停の申し立てについてお答えをいたします。

市の条例では、市営住宅の入居者は、周辺の環境を乱し、または他人に迷惑を及ぼす行為があった場合は住宅の明け渡しを請求できるとなっておりまして、今回の場合は、同じ住宅の入居者が犬や猫をペットとして飼っており、そのことで迷惑を受けるといった苦情が住宅の入居者から市へ寄せられたことから始まった問題でございます。

市は、これまでに当事者や住宅全体の入居者を対象とした説明会の開催や協議等によりこの問題の解決に向けて努力をしてきたところでございますが解決に至らず、今回調停の申し立てを行いました。先日の9月1日に第1回の調停が行われ、現在も調停は続行されておりますが、できるならば、今回の調停により解決を図りたいと思っております。

また、議員より、動物を飼育できる市営住宅の建設、あるいは既存の建物を市営住宅に利用してはどうかとのお尋ねについては、現状では難しく、今後の検討課題としていきたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いをいたします。

2点目の中西団地に空き●室●があるのに募集をしない理由でございますが、市営住宅には公募により入居募集を行っている団地と、年間を通じて入居が可能な随時募集を行っている団地があります。御質問の中西団地につきましては、随時入居が可能な団地であります。

現在、市のホームページに掲載し、入居申し込みのお問い合わせの際にも説明は行っているとこでございますが、今回市報8月号に中西団地の募集を行わなかった理由といたしましては、空き家の修繕の必要な箇所が多く、内装等の修繕を行い、入居希望者が入居しやすい環境を整備し、募集していきたいと考えております。

今後も、市報等で随時入居が可能な団地につきましても、順次市民の方々に周知を図ってまいりたいと考えております。

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2010年8月23日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:お知らせ

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