1984年ジョージ・オーウェル 2

この写真も2016年、詩吟の会で山口県へ行った時のものだと思います。

11月16日の朝日新聞に、教職員過労死10年で38人という記事がありました。

教職員という職業は、1984年という小説のジョージ・オーウェルの言う階層では支配層に当たる。

支配層とは監視され、2+2が4とは言えない階層である。そこに教職員の過酷な労働環境がある。

先日、三縄小学校の校長先生と話す機会があったが、ノートは学年によってマスの大きさまで決められているのだとか。あまりの管理教育に驚いた。1年生は100まで習い、2年生になると1000まで習うのだとも言っていた。よく言われることだが、学校は教育でなく管理をする場所である。

日本人の働き手がいなくなれば、そこに外国人労働者の入る余地が生まれる。教職員が外人という日も遠くない。英語の教師は外国人の学校もあるのだから。

教職員が社会に振り回されないためには、まず教職員は支配層なのだという自覚が必要である。支配層は支配層として何をしなければならないのか、考えることから始めてください。

その上で、将棋の駒でなく指し手になるように努力してみてください。

そうすれば多少苦しくとも、教職員としての面白みがわかるようになるはずです。

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

タグ

2025年11月17日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ブログ

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ

このページの先頭へ